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【球団担当が注目】王座奪還へ 阿部新監督があげる“投打のキーマン”&優勝に不可欠な若手イチオシ選手は?

2024年3月27日 11:18
【球団担当が注目】王座奪還へ 阿部新監督があげる“投打のキーマン”&優勝に不可欠な若手イチオシ選手は?
12年ぶりの日本一を狙う巨人(画像:日テレジータス/写真:時事)
3年間リーグ優勝から遠ざかり、2年連続Bクラスの巨人。今季からは阿部慎之助監督となり、王座奪還に挑みます。

◆阿部監督があげるキーマン"投打のベテラン" 若手に見せる姿勢も評価

2月のキャンプイン当初、阿部監督が投打のキーマンにあげたのは菅野智之投手(34)と坂本勇人選手(35)。

“投のキーマン”菅野投手は通算121勝、沢村賞2度獲得した日本球界を代表する投手です。昨季は4勝に終わり、再起を図っています。

“打のキーマン”坂本選手は通算2321安打、ショートで史上初の2000試合出場を達成するなどすでにレジェンドの領域です。今季からは本格的にサードにコンバートとなり、新たなスタートを切ります。

この巨人を支えるベテラン2人について阿部監督は「(菅野は)今年は入りが全然違う。一番でブルペンに入ったり、そういう姿を見ている。黙々と自分のことをやってくれている。(坂本)勇人はこの年(35歳)になってもまだ初日から元気で動いている。立場はキャプテンではないけど背中で引っ張ってくれている。もうふた花くらい咲かせてほしい」と若手に見せる姿勢を評価しました。

◆優勝に欠かせない"若手の台頭" ドラ3ルーキーが長年の課題「1番打者」定着へ

優勝を目指す上ではベテラン選手だけではなく若手選手の台頭も不可欠です。

開幕前絶好調なのがドラフト3位ルーキーの佐々木俊輔選手(24)です。主にセンターを守る佐々木選手はオープン戦で打率.400をマーク。1998年の高橋由伸さん以来となる球団新人外野手開幕スタメンをほぼ手中に収めています。

キャンプ中には打撃練習でドジャース・大谷翔平選手に匹敵する打球速度170キロを計測。積極的な走塁も魅力で、通常ならシングルヒットのところをツーベースヒットにしてしまう脚力の持ち主でもあります。巨人が長年課題としていた“1番打者”を埋める存在として期待が高まっています。

キャプテン・岡本和真選手(27)を中心に優勝を経験しているベテランと勢いのある若手がバランス良く名を連ねる巨人。4年ぶりのリーグ優勝、12年ぶりの日本一に期待がかかります。

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