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【単独】羽生結弦「誰かの希望が僕の希望」3.11への思い込めたアイスショーを振り返る

2023年3月13日 5:32
【単独】羽生結弦「誰かの希望が僕の希望」3.11への思い込めたアイスショーを振り返る
最終日の公演を終えた羽生結弦さん
プロスケーターの羽生結弦さんが12日、自身が座長を務めるアイスショー『羽生結弦 notte stellata』の千秋楽を終え、日本テレビの単独インタビューに答えました。

被災したふるさと・宮城で開催されたこのショー。演技を通して“希望を届ける”という思いが込められていました。

会場を後にする羽生さんは「本当に色々な気持ちが巡っていて、自分の中でも整理がつかない部分もまだまだたくさんあると思いますけど、これから人生を進んでいくにあたって、本当にたくさんの学びがあって、たくさんの気づきがあって、人生の分岐点みたいなものになったと思います」とショーを振り返ります。

3月11日の公演では、被災地への思いがあふれ、言葉に詰まる場面もありました。

それでも最終日の12日は「前に進んでいかなきゃなという気持ちと、僕が暗い気持ちになっていたら今日はダメだと思って」と自らを奮い立たせ、グランドフィナーレでは笑顔で『Dynamite』を踊る姿も。

「自分自身笑顔でこのショーを終われたことは本当に良いことでした。スケートは世界を変えるわけでもないし、スケートで世界が救われることはないけど、それでも誰かの希望になることがあるのだったら、それが僕の希望であり、幸せだなと思って、今回滑らせていただきました」

希望が詰まった『羽生結弦 notte stellata』、3日間の全公演を終え幕を下ろしました。