メジャーリーグ・レンジャーズの傘下3Aを自由契約になり、ソフトバンクに移籍した有原航平投手が28日、福岡市内で入団会見を行いました。

ソフトバンクカラーの黄色いネクタイを締めて会見に登壇した有原投手、背番号は「17」に決定。「ソフトバンクホークスに入団することができて、今本当にうれしく思っています」と笑顔を見せました。

有原投手は2014年ドラフト1位で日本ハムに入団。2019年には15勝を挙げ、最多勝のタイトルを獲得。2020年オフにポスティングシステムでメジャーリーグ・レンジャーズに加入。メジャーでは通算15試合に登板し、3勝を挙げていました。

会見に同席した三笠杉彦GMは「今年は是が非でもリーグ優勝、日本一なりたいというところと、千賀（滉大）投手の抜けた先発投手陣の整備がチームの編成としてテーマの1つ。先発ローテーションの1人として大きく期待をしております」と獲得の経緯を説明。

有原投手は「高い評価をしていただいて『一緒にやろう』と言っていただいた」と球団の熱い思いが心を動かしたといいます。

チームの印象について「対戦してやりにくいチームとずっと思っていて、強い印象だった。柳田さんには何本もホームラン打たれているので柳田さんの印象が強いです」とソフトバンクの主砲、柳田悠岐選手の名前を挙げました。

3年ぶりに日本球界に復帰し、先発の柱として期待がかかる有原投手。「色んな球種を使って球数少なく長いイニングを投げることが僕の強み。ルーキーのような気持ちでがむしゃらにやる。とにかく優勝に貢献できるように投げるそれだけです」と意気込みました。