プロバスケットボール・Bリーグは7日、各地で最終第36節の1戦目が行われました。

シーズン成績上位8チームで優勝を争うチャンピオンシップ(以降CS)進出をかけ、残された枠はワイルドカードの“1枠”のみ。その座をかけシーホース三河、サンロッカーズ渋谷、秋田ノーザンハピネッツが0.5ゲーム差にひしめき合っています。

◇CS進出チーム(7日時点)

①琉　球　(西地区1位) 確定
②千　葉　(東地区1位) 確定
③川 　崎　(東地区2位) 確定
④島　根　(西地区2位) 確定
⑤A 東京　(東地区3位) 確定
⑥名古屋D (西地区3位) 確定
⑦宇都宮 　(ワイルドカード) 確定

◇ワイルドカード争い(8位のみCS進出)

⑧三　河　　30勝22敗 勝率.577
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⑨SR渋谷　 33勝25敗　勝率.569 ゲーム差0
⑩秋　田　　30勝23敗　勝率.566 ゲーム差0.5

◇CS進出条件

■三河
①　三河　が勝ち
②　SR渋谷　が負け　かつ　秋田が負け
※　①または②のいずれか1つでも満たすとき

■SR渋谷
①　三河　が負け
②　SR渋谷　が勝ち
※　①と②　のすべてを満たすとき

■秋田
①　三河　が負け
②　SR渋谷　が負け
③　秋田　が勝ち
※　①と②と③のすべてを満たすとき


ワイルドカード争い最上位につけているのは日本代表・シェーファー アヴィ幸樹選手や西田優大選手を擁す三河。しかし、最終節で戦うのは天皇杯王者・川崎。7日の1戦目は59-85と26点差つけられ力負け。CS進出は8日の2戦目へ持ち越しに。

三河を追うのが強固なディフェンスが持ち味のSR渋谷。東地区の優勝がかかる千葉を相手に65-70と敗れたものの、終盤まで五分の戦いを見せました。

3チームの中で唯一負けることが許されない秋田。三遠を相手に88-72で勝利を収め、逆転でのCS進出を狙います。

試合後、秋田の田口成浩選手は、「三遠戦の前に前田顕蔵ヘッドコーチから『シナリオは2つしかない。2連勝して他の2チームが2連敗して、僕たちがCSに行くか。それとも2連勝して、他のチームが1勝してここで終わるか』と言われた。とにかく僕たちは2連勝するというシナリオを達成できるように、明日に向けてしっかり休んで挑戦していきたい」と意気込みを語りました。

最後の1枠をかけた戦いは8日、行われます。


◇三遠-秋田(午後2時05分)

◇千葉-SR渋谷(午後3時05分)

◇三河-川崎(午後3時05分)