樋口新葉の力になった“試合までの1時間”「いろんな人からのメッセージをもらって、すごく力になった」団体女子SP2位
◆北京五輪・大会3日目(2月6日)、フィギュアスケート団体予選女子シングルショートプログラム(SP)
樋口新葉選手(21)が74.73点の高得点で女子SP2位につけ、日本チームの団体フリー進出を決めました。
樋口選手は2アクセル、3ルッツ―3トウループのコンビネーションジャンプ、3フリップを跳び、すべて美しく着氷させました。当日の朝練習ではジャンプの失敗が目立っていましたが、本番ではしっかり決める勝負強さを見せつけました。
◇以下、試合直後のインタビュー。
――今日の演技を振り返っていかがですか?
「ほんとに緊張してたんですけど、まあまあいい演技ができたと思うので。ここから個人戦に向けてアクセルだとかを、調整していけたらいいなというふうに思います」
――今回はトリプルアクセルではなくダブルアクセルだったと思うのですが、その判断はいつもどのようにしていますか?
「こっち(北京)に来てからアクセルが全然だめだったので、まず迷わないようにダブルというふうに決めて。昨日まではちょっと迷っていたんですけど、今日はもう本当にダブルでやるつもりでいきました」
――緊張もあったと思います。その中で素晴らしい演技ができた要因何かありますか?
「公式練習から試合までの1時間ちょっとの間で、本当にいろんな人からメッセージをもらって、すごく力になったというか、『自信を持って頑張って』の言葉をいろんな人からもらったので、今までやってきたことに自信を持って、強い気持ちで臨みました」
――まずはこのリンクで1回目の演技。改めてリンクはどうでしたか?
「今日はすごく集中してたので、周りはあまり見れなかったんですけど。いいのか悪いのかって言われるとわかんないんですけど、すごく楽しかったなと思います」
――個人戦に向けてのコメントお願いします。
「個人戦ではショートもフリーもトリプルアクセルを入れられるように頑張りたいです」