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フィギュア団体 男子SP2位の宇野昌磨「すごく冷静に跳べた」団体初の表彰台へ好発進

2022年2月4日 17:25

北京五輪フィギュアスケート団体・男子シングルショートプログラムの予選に、トップバッターの宇野昌磨選手(24)が登場。自己ベストとなる105.46点で2位につけ、団体初のメダル獲得に向け好スタートを切りました。首位は米国代表で世界選手権3連覇中のネイサン・チェン選手(22)で、111.71点をマークしました。

以下、試合後の宇野選手の主なコメント。

――今日の演技を振り返って

「数か所に取りこぼしている部分だったり、ジャンプの完成度に関しても少し物足りない部分がまだいくつかあった。これに関しては、試合でどうこうではなく練習していく中でもっと改善すべきところがあるかなと思う。今回は練習通りの体の状態で、動きすぎず動かなさすぎず、全然焦りもせずすごく冷静に跳ぶことができた」

――コーチのランビエール氏が(コロナウイルスの影響で)不在だったが

「そういった点もありすごく練習通りのまま演技していた。まだコーチに連絡はとれてないですが、たぶん(連絡が)きていると思うので連絡したいと思います」

――(前回の平昌五輪に続いて)2度目の五輪となるが、どう感じているか

「前大会は本当にわからない、どうなるんだろうという気持ちで大会に挑み、その結果あまり緊張しなかった。今回は前回の経験もあったのであまり緊張はなく、一つの試合として、練習に生かせる試合としてこのショートを終えられたかなと思います」

――(3日の練習で朝の時間帯に体が対応していないことについて言及していたが)4日朝の練習はどうだったか

「あまり(体が)動かなかったというのは正直ある。つなぎのスケーティング、スピンステップのキレはなかったと思うし、そういった面も含めて(本番は)練習通りだった。この団体戦に出させていただいてすごく経験になったし、練習だとやはり少しできなくても練習だからと思ってしまうが、試合であれば自分も絶対に合わせなきゃいけないという気持ちで合わせていけたと思う。このショートプログラム、団体戦に出させてもらえたことはすごくうれしく思います」