MLB・メッツの千賀滉大投手が日本時間12日、フロリダ州ポートセントルーシーにてキャンプインを前に汗を流しました。

翌日のキャンプ初日に備え千賀投手はこの日、数分間にわたりボールを壁に当てて肩をほぐした後、グラウンドにてキャッチボールを行いました。

徐々に距離をとり約30メートルまで距離を伸ばすと、トレーナーが撮影したスマートフォンの映像を観て、自身の投球フォームを確認。終盤は距離を詰めて約15分間の屋外練習を行いました。

昨シーズンは開幕前に右肩を痛め7月に復帰するも、左ふくらはぎを痛めて再び故障者リスト入りした千賀投手。レギュラーシーズンでの登板は1試合にととどまりました。現在のコンディションを聞かれると「フィーリングはとても良くて。半分リハビリみたいなオフシーズンだったんですけど、丁寧なシーズンを送れたんじゃないかなと思います」とコメント。腕、ひじ、肩に不安はあるかを問われると「もうしっかり投げる準備はできていると思いますし、これからだんだん上げていくだけだと思うので。焦らずにケガ無くやるというのは、僕の中ですごく大事」と胸の内を明かしました。

昨年、ポストシーズンで登板したことについては「やって良かったと思いますし、投げさせてもらえて、とても嬉しく思います。あの時間というのがやっぱり皆が目指している物だというのを認識できたので、そこに向けてどう戦っていくかということも、チームまとまって頑張っていくという所が、僕もその一員としてしっかり戦っていくことが、一年間健康に投げることにつながると思うので」と前向きに語りました。

1月には体調が100パーセント回復した感触を得たと話し、今シーズン一番楽しみなことを聞かれると「健康で一年間投げることが大切なので、それができればハッピーです」とコメントしました。

キャンプ初日の13日には、早々にブルペンでの投球練習を希望しているということで、今シーズンの千賀投手の活躍が期待されます。