読売ジャイアンツのOB会長を務める中畑清氏が巨人の春季キャンプを視察し、チームの雰囲気について太鼓判を押しました。

昨季、阿部慎之助監督が就任1年目で4年ぶりのリーグ制覇を達成。

中畑氏は「去年勝った結果と、若い選手に“やってやろう”というみなぎる元気を感じる。あと投手陣、質が上がっているよ」とチーム状態について語ります。

オフにはリーグMVPの活躍をみせた菅野智之投手(35)がメジャー挑戦で、オリオールズに移籍。それでも楽天を自由契約となった田中将大投手(36)や中日の守護神ライデル・マルティネス投手(28)が加入しました。

日米通算197勝の田中投手の加入には「空気も変わっている」と中畑氏。

「一番監督が期待しているところそこだよね。菅野智之が抜けてその穴をどう埋めるかっていった時に、マー君の姿勢をみて若手が勉強してほしい」とその役割に期待を寄せます。

また実際に田中投手と会話を交わしたという中畑氏は、「マー君と話をして、ジャイアンツどうだって聞いたら、“すごく明るくて雰囲気よくていいですよね”って話をしていた。監督の空気の作り方じゃない。それが浸透しているチーム状態を表していると思うな」とうなずきました。

(2月10日放送のCS日テレジータス『超ジャイアンツ』を再構成)