プロ野球・巨人の若林楽人選手が24日、ジャイアンツ球場で練習を行いました。去年、松原聖弥選手とのトレードで西武から加入。守備でも打撃でもファンの記憶に残るプレーを見せましたが、9月に自然気胸で戦線離脱を余儀なくされました。

入院もしたため、少し体力が落ちたと話していましたが、このオフには地元・北海道に帰り、トレーニング。「100％になっているんじゃないか。100％が分からないですけど（笑）」と笑いましたが、キャンプに向けて準備はできていると語りました。

今年のテーマは「原点回帰」。俊足を生かしていくことに決めました。

「（巨人は）いい選手が多いし、競争も激しい。自分の武器が中途半端になると埋もれていってしまうと思うので、自分の武器を忘れずに、もう一回、そこは誰にも負けないよ、というくらいの状態に自信をもってしたい」

新外国人、キャベッジ選手の加入で外野手の層がさらに厚くなった巨人。誰にも負けない武器に磨きをかけることが生き残りへのチャンスだと若林選手は語りました。

「チャンスは少ないと思う。その中で自分の最大限できることをできるように、キャンプでもっともっとレベルアップしていきたいなと思っています」

若林選手は2月1日からの春季キャンプでは、2軍スタートとなります。