Bリーグ「ユウキ」対決は富樫に軍配
27日、バスケットボールB1リーグ第18節、千葉ジェッツ対横浜ビー・コルセアーズ(千葉・船橋アリーナ)が行われ、日本のバスケ界を担う2人の「ユウキ」が激突。
日本人初の1億円プレーヤーである富樫勇樹選手(27)率いる千葉ジェッツが、大学1年生ながら特別指定選手としてプレーする河村勇輝選手(19)擁する横浜ビー・コルセアーズに勝利しました。
ポイントガード(PG)でスタメン出場となった富樫選手は、第1Q開始2分半、ボールを受けると3ポイントシュートで相手のファウルを誘い、3本のフリースローを獲得すると、それを全て決めました。およそ1分後には、鋭いドリブルから3ポイントシュートを放ち、華麗に決め6得点をあげるなど、日本ナンバーワンの司令塔として観客を魅了しました。
一方、第1Qの途中から出場となったPGの河村選手は、「自分の中で憧れであり、目標である先輩。たくさんのものを吸収して、色々なことを学んでいきたい」と語った富樫選手とのマッチアップでボールを奪うなど、激しく火花を散らしました。身長170センチと小柄ながら技ありのフローティングシュートや3ポイントシュートで会場を沸かすなど、富樫選手を追う次なる日本の司令塔として存在感を発揮しました。
試合は一時、横浜が7点差まで詰め寄りましたが、最後は千葉が土壇場で強さを見せ、75-64で勝利。注目の「ユウキ」対決は富樫選手に軍配が上がりました。
写真:森田直樹/アフロスポーツ