長谷川唯“名門”ミラン移籍へ意欲語る
WEリーグの日テレ・東京ヴェルディベレーザから、イタリアの名門ミランへの移籍が決まった長谷川唯選手(24)が1日、「向こうに行ってからも今まで通り変わらず努力して、日本にいる人たちにいい報告をしたい」と、初の海外移籍へ意欲を語りました。
先月29日に移籍が決まった長谷川唯選手が、1日、オンライン記者会見に臨みました。
長谷川選手は、育成組織から日テレ・東京ヴェルディベレーザ一筋でプレー。「中学時代からずっとお世話になっているこのクラブを離れるというのは、すごくさみしい気持ちもあった」と、愛着のあるクラブとの別れを惜しみつつ、「昔から海外でプレーするのが、自分の目標というか夢だった。思いっきりチャレンジしようという気持ちで決断した」と、海外移籍への決意を語りました。
移籍先となるイタリアの名門ミランは、元日本代表の本田圭佑選手(34)も、14~17年に在籍したことのあるクラブで、長谷川選手はチーム歴代2人目の日本人選手となりました。
ミランでのプレーを決断した理由については、「女子はまだ創設されてからあまり時間がたっていないけど、1位を目指すためにここから先、力を入れていこうというのがすごく伝わった。自分自身、必要とされているなと感じた。チームと一緒に上を目指したい気持ちがすごく強かった」と、クラブの熱意が移籍の決め手となったことを明かしました。
なでしこジャパンでも主力として活躍する長谷川選手。「向こうに行ってからも今まで通り変わらず努力して、日本にいる人たちにいい報告をしたい」と、さらなる成長へ意欲を見せました。