◇プロ野球セ・パ交流戦　巨人4―1楽天(10日、楽天生命パーク)

両チーム交流戦勝ち越しを狙う最後のカード。重要な第1戦は先発・戸郷翔征投手の完投で巨人が4-1と楽天に勝利を収めました。

巨人は初回に先制を許すも、直後の攻撃、増田陸選手のタイムリーで逆転に成功します。

4回には丸佳浩選手のソロHRで追加点をあげると、そのリードを守りきり、連勝を飾りました。

戸郷投手は9回を投げ、132球、被安打4、被本塁打1、奪三振9、失点1の好投。完投勝利でハーラートップとなる7勝目をあげました。

▽以下、戸郷翔征投手のヒーローインタビュー

――今日は交流戦最後のカードの初戦という大事な試合となりました。まずはどんな気持ちで試合に臨んだのですか。

「とりあえず対戦の少ないチームですので、しっかりコースを投げ分けるとか、そういうのを意識しながら入りました」

――今日はホームラン1本許しましたが、2回からしっかりとイーグルス打線を抑えました。3回の1アウト満塁のピンチも粘り強い投球でしたね。

「初めて山瀬(慎之助)と一軍で組んだんですけど、だいぶいい配球してくれました」

――9回にマウンドに上がる時の気持ちはどうでしたか。

「初めて9回マウンド上がったので、なんとか今日は中継ぎの方を休めるという気持ちで投げました」

――チームはこれで2連勝。交流戦最後のカードの初戦を勝利で終えました。今日も応援に駆けつけてくれたファンの皆さんにメッセージをお願いします。

「たくさんの声援が聞こえながら9イニング投げ抜くことができました。ありがとうございます」