川崎F、今季最初のタイトル 小林悠劇的弾
サッカーのシーズン開幕を告げる「FUJI XEROX SUPER CUP 2021」が20日、埼玉スタジアム2○○2で行われ、川崎フロンターレがガンバ大阪に3-2で競り勝ち、2年ぶり2度目の優勝を果たしました。
昨季J1リーグと天皇杯の2冠を達成した川崎フロンターレと、リーグ2位のガンバ大阪との一戦。
川崎Fは前半29分、東京五輪世代の三笘薫選手(23)がドリブルから右足でシュート。今季公式戦初となる三笘選手のゴールで川崎Fが先制します。さらに3分後の32分にも、再び三笘選手がゴールネットを揺らしますが、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)で確認の結果、ゴールが認められ、川崎Fが前半で2点のリードを奪います。
それでも後半、G大阪が猛反撃。15分にはゴール前の混戦から矢島慎也選手(27)が蹴り込み1点を返すと、その6分後には、相手選手のハンドを誘って、PKを獲得。パトリック選手(33)が豪快に蹴り込んで、2-2の同点に追いつきます。
そして両チーム譲らぬ攻防の中、川崎Fは試合終了間際に途中出場の小林悠選手(33)がスルーパスを受けて、劇的な勝ち越しゴール。川崎Fが3ー2でG大阪を下し、2年ぶり2度目の優勝。今季最初のタイトルを手にしました。