◇MLB メッツ2-0マーリンズ(日本時間8日、シティ・フィールド)

メッツの千賀滉大投手が5回無失点で今季初勝利を手にしました。

マーリンズ戦で今季2度目の登板となった32歳は、初回は先頭打者にヒットを浴び、2つの四球を出しましたが、無失点でしのぐと、2回は150キロを超えるストレートで2三振。3回は代名詞“お化けフォーク”で三振に取ると、2アウト2塁のピンチを外野フライで切り抜けます。

すると打線は3回、フアン・ソト選手のタイムリー二塁打で1点を先制。援護を受けた千賀投手は、4回1アウト1、2塁のピンチを背負いましたが、ダン・マイヤーズ選手をカットボールで併殺。5回も先頭打者を出しましたが、続く打者をカットボールで併殺とし、この日19人目の打者をスライダーで三振とします。そして6回からチームは継投。無失点リレーでリードを守りきりました。

千賀投手は5回77球で5安打、4奪三振、2四球、無失点の投球。再三のピンチをしのぐ粘りの投球で今季1勝目を手にしました。