由伸×巨人2m超え秋広「HR王獲りたい」
高橋由伸さん(45=news zero野球解説)が25日、巨人対中日の練習試合を取材。注目したのはプロ野球史上、最長身日本人選手2メートル2センチの大型ルーキー秋広優人選手(18)。由伸さんは試合前、「もちろんこの身長だからパワーがあるし、練習で見た時はスイングスピードも速かった。巨人のスカウト陣が絶賛していた理由がわかる」と話していました。
秋広選手の第一打席、対するは中日の2年目左腕・橋本侑樹投手(23)。初球のストレートを捉えるもセンターフライ。打撃を見た由伸さんは、「すごくいい。プロの投手の初球に対してしっかりタイミングを合わせて、捉えてる。プロの選手でも初対戦の投手に対して初球から打てる選手は意外といないんです。結果はセンターフライだったけど、プロで活躍するための大事な要素を持っている」と、初球打ちが出来たことを絶賛しました。25日、秋広選手は2打数ノーヒットでした。
試合後、由伸さんが秋広選手にインタビューしました。初めての対面に由伸さんは顔を見上げながら、「本当に大きいな。いつから身長は伸びたの?」と聞くと、「小学校、中学校、高校と、これまでどの時期もずっと伸び続けて大きかったです。だから、特にこの時期というのはないんです」と笑顔で答えました。
しかし、その長身ならではの悩みも告白。「日常生活では損なことが多いです。靴を買いに行っても足が32センチで、お店にもないし、よく頭をぶつけるし。ベッドは足が出るし」と、日常生活での苦労も明かしました。
由伸さんが「プロでの目標は?」と聞くと、「なんでもいいからタイトルを獲りたいです」と答えた秋広選手。すかさず「その中でも?」と由伸さんが突っ込むと、「パワーが武器なんでホームラン王です!」と力強い言葉が返ってきました。