中村匠吾 再び世界へ決意「来年の東京世界陸上を目標に」 北海道マラソン初優勝
中村匠吾選手(写真:アフロスポーツ)※23年11月撮影
◇北海道マラソン2024(25日、札幌市・大通公園発着)
北海道マラソン2024が25日行われ、中村匠吾選手(富士通)が2時間15分36秒で初優勝を飾りました。
気温23度のコンディションの中、森井勇磨選手(京都陸協)が飛び出し、15キロ地点ではトップと56秒差へ。それでも徐々につめて中間点を過ぎた後に追いつきます。
25~30キロのラップは16分52秒と先頭集団がスローペースとなる展開。その後、残り5キロ付近で飛び出した中村選手は、最後の直線は帽子を取り声援に応えるように手を上げてフィニッシュしました。3年前の東京五輪では、同じ北海道で2時間22分23秒で61位。苦い思い出となった場所を、歓喜に変えました。
また9月で32歳となる中村選手は、2019年のマラソン日本代表選考レースMGCを制して以来のマラソン優勝。レース後には「シーズンの目標としてきた大会で優勝できてとてもうれしい気持ちです。来年の東京世界陸上を目標に頑張っていきたい」と再び日の丸を背負うことを誓いました。
▽上位3人
1位 2時間15分36秒 中村匠吾(富士通)
2位 2時間16分28秒 吉岡龍一(Honda栃木)
3位 2時間16分40秒 足羽純実(Honda)
北海道マラソン2024が25日行われ、中村匠吾選手(富士通)が2時間15分36秒で初優勝を飾りました。
気温23度のコンディションの中、森井勇磨選手(京都陸協)が飛び出し、15キロ地点ではトップと56秒差へ。それでも徐々につめて中間点を過ぎた後に追いつきます。
25~30キロのラップは16分52秒と先頭集団がスローペースとなる展開。その後、残り5キロ付近で飛び出した中村選手は、最後の直線は帽子を取り声援に応えるように手を上げてフィニッシュしました。3年前の東京五輪では、同じ北海道で2時間22分23秒で61位。苦い思い出となった場所を、歓喜に変えました。
また9月で32歳となる中村選手は、2019年のマラソン日本代表選考レースMGCを制して以来のマラソン優勝。レース後には「シーズンの目標としてきた大会で優勝できてとてもうれしい気持ちです。来年の東京世界陸上を目標に頑張っていきたい」と再び日の丸を背負うことを誓いました。
▽上位3人
1位 2時間15分36秒 中村匠吾(富士通)
2位 2時間16分28秒 吉岡龍一(Honda栃木)
3位 2時間16分40秒 足羽純実(Honda)