ロッテ・岩下「不甲斐ない」開幕5連敗
31日、千葉・ZOZOマリンスタジアムでロッテ対楽天が行われました。30日の楽天戦で、ロッテは開幕してから12球団で唯一の4連敗を喫していました。
チームの今シーズン初勝利を託され、先発のマウンドに上がったのは、昨シーズン7勝をあげた高卒7年目の岩下大輝投手(24)。岩下は150キロのストレートを軸に、4回までヒットを1本も許さないピッチングを見せます。
しかし、6回に3つのフォアボールで満塁のピンチを迎えると、楽天の5番・茂木栄五郎選手(27)に先制の2点タイムリーヒットを許し、マウンドを降ります。
岩下投手は5回2/3を投げ、4奪三振2失点のピッチングでした。岩下投手は、「調子はいつも通りでした。あの回(先制された6回)ですよね…。不甲斐ないです」とコメントしました。
打線は2点差の7回、2つのフォアボールでチャンスを作ると、6番・菅野剛士選手(27)のタイムリーヒットで1点差に詰め寄ります。しかし、後続が倒れ追加点が奪えません。
9回には通算141セーブの楽天の守護神、松井裕樹投手(25)を攻め、2アウト1塁、3塁のチャンスを作ります。1発が出れば逆転サヨナラの場面で、打席には2018年ドラフト1位の藤原恭大選手(20)を迎えますが、最後は空振り三振。
1点をつかみ取ることができなかったロッテは、開幕5連敗です。
写真提供:千葉ロッテマリーンズ