楽天・岸孝之 12球団一番乗りで完封勝利
30日、千葉・ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ対楽天。楽天は36歳の岸孝之投手が今シーズン初先発。
昨季、ロッテ相手に3勝負けなしと抜群の相性を誇る岸投手。この日も、140キロ前後のストレートと“伝家の宝刀”カーブなどを織り交ぜ、抜群の制球力でロッテ打線を翻弄します。
「試合を作って、中継ぎのピッチャーに渡したいと思っていた」という岸投手でしたが、連打を許さないピッチングで7回まで2塁を踏ませないピッチング。
初めて得点圏にランナーを置いた8回、昨季25ホームランのレオネス・マーティン選手(33)を迎えますが、最後は得意のカーブで見逃し三振に抑えます。
完封がかかる9回、ヒット2本を浴び、2アウト1・2塁のピンチ。ここでバッターは角中勝也選手(33)。1ボール2ストライクからの4球目、チェンジアップでファーストゴロに打ち取り、ゲームセット。
岸投手は9回を107球、7奪三振、無四球の好投で完封勝利。12球団完封一番乗りとなりました。