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【NBA】退場になったキングスのブラウンHC 試合後も怒り収まらず会見で映像流し主張展開

2024年1月16日 6:00
【NBA】退場になったキングスのブラウンHC 試合後も怒り収まらず会見で映像流し主張展開
マリーク・モンク選手に後ろから押さえられるキングスのマイク・ブラウンHC(写真:AP/アフロ)
NBA ミルウォーキー・バックス143-142サクラメント・キングス(15日、ファイサーブ・フォーラム)

サクラメント・キングスのマイク・ブラウンHCは、審判への抗議で退場となった試合後、会見に持ち込んだノートパソコンで映像を流し自らの主張を行いました。

ブラウンHCは第4Q残り9分32秒、ボールを持つキングスのディアロン・フォックス選手に対し、キャメロン・ペイン選手が手を使ってディフェンスしたように見えたもののファウルの判定がされなかったことで抗議。コートに踏み込み審判に向かっていき、今にもつかみかかりそうになりますがマリーク・モンク選手に後ろから押さえられます。審判はテクニカルファウルをコールしブラウンHCは退場処分となりました。

ブラウン監督は試合後の記者会見でも怒りが収まらない様子で、「審判は人間であり間違いを犯すこともあるが、彼らの間に何らかの一貫性があり、何らかのコミュニケーションがあることを願うだけだ」と話しました。「今夜の審判は素晴らしかったし、一晩中コミュニケーションをとってくれた。しかし、一貫性という点では、皆さんはまさにここでそれを見た。私の意見では、今夜は一貫性がなかった」としました。

さらに、ノートパソコンを持ってこさせ主張を展開。第3Qに、フォックス選手がデイミアン・リラード選手に対し3ポイントラインの後ろでシューティングファウルを犯し、3本のフリースローを与えた映像を再生しました。

「偶発的な接触だ。押したわけでも何でもない。かろうじて手を置いただけで、3本のフリースローを与えたんだ」

このプレーと、第4Qのプレーを比較し「フォックスがピック&ロールから出る。(バックスの)ペイン選手がフォックスの腕を引っかけたんだ。フォックスの腕を見てごらん。腕を引っかけた。もう少しで倒れるところだった。偶発的な接触はない。腕を引っかけて転びそうになってもファウルはない」と主張を展開しました。

他にも、本拠地である相手チームに有利な判定がされていたと主張したブラウンHCは「試合に勝つチャンスがあったのに、それを成し遂げられなかった。でも、(判定の矛盾を)乗り越えるのは大変なことだよ」と強調しました。
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