３日、東京ドームで開催されたプロ野球セ・パ交流戦で、巨人と対戦した西武の先発は２０１８年まで巨人に在籍していた内海哲也選手。初回、元西武の巨人中島宏之選手に先制タイムリーを許すと、２回にはこちらも元西武の炭谷銀仁朗選手に第１号の２ランホームランを許し２回３失点で降板します。

５回には、２番手の與座海人選手が中島選手に３号ソロホームランを打たれ、西武は５回を終えて４点差を付けられます。

それでも６回に森友哉選手の第８号ソロホームランで１点を返すと、７回にも代打の川越誠司選手が第１号ソロホームランを放ち２点差に迫ります。

２点差で迎えた９回表、巨人のマウンドには３連投の畠世周選手。畠選手に対し、２アウト満塁のチャンスを作ると、打席の栗山巧選手がセンター前へ２点タイムリーを放ちます。

勝ち越しとはならなかったものの、９回、ついに巨人に追いつきます。
その裏の西武のマウンドには、開幕から２７試合連続無失点中の平良海馬選手が上がります。

先頭の松原聖弥選手をショートゴロに打ち取りますが、続くウィーラー選手にはレフト前ヒットで出塁を許すと、送りバントでランナーを進められ、２アウト２塁と一打サヨナラのピンチを迎えます。

打席には現在セ・リーグのホームラン、打点２冠の岡本和真選手。２ストライクと追い込んで迎えた４球目、１３４キロのスライダーで空振り三振を奪いゲームセット。４点差を追いついた西武が試合を引き分けに持ち込みました。

平良選手はこれで開幕からの連続無失点記録を２８に伸ばしました。