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西武平良リーグタイ開幕26試合連続無失点

2021年5月29日 23:06
西武平良リーグタイ開幕26試合連続無失点

29日にメットライフドームでプロ野球・西武対阪神が行われ、9回に西武の平良海馬選手が登板しました。

現在、西武は守護神・増田達至投手が不調により2軍調整中のため、平良選手はクローザーとしても登板するなど、29日の試合前時点で開幕戦から25試合連続無失点中とフル回転でした。

そして後1試合無失点に抑えれば、2012年に当時ソフトバンクの岡島秀樹投手が達成したパ・リーグ記録の26試合連続無失点記録に並びます。

その平良投手は西武が1対0でリードして迎えた9回に守護神としてマウンドに上がります。

しかし阪神の先頭打者・大山選手にストレートでフォアボールを与えると、代走・植田海選手に盗塁を決められ、ノーアウト2塁と一打同点のピンチを背負います。

それでもサンズ選手をカットボールでバットをへし折り、ピッチャーゴロに抑え1アウト。続く打者は28日の試合で3本のホームランを打った佐藤輝明選手。2ストライクに追い込むと「昨日3本(ホームランを)打っているので100%の力で投げた」と155キロのストレートで3球三振にねじ伏せ2アウト。最後はロハス選手をレフトへのファウルフライに打ち取り、平良選手はパ・リーグ記録に並ぶ開幕からの連続無失点試合数を「26」に伸ばしました。

試合後、平良投手は「何とか抑えられて良かったです。無失点で(ベンチに)戻ってくることを目標にしているので、これからも継続していきたいです」とコメントしました。

試合は西武が阪神に1対0で勝利しました。