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日本の天才BMXキッズ12歳松浦葵央が世界デビュー戦で4位 世界の精鋭わずか10人のみが出場

2022年10月16日 21:34
日本の天才BMXキッズ12歳松浦葵央が世界デビュー戦で4位 世界の精鋭わずか10人のみが出場
初の世界大会で4位に入ったBMX松浦葵央選手
日本時間16日にオーストラリア・ゴールドコーストで行われた世界トップクラスのジュニア選手のみが出場できる「NITRO JUNIOR GAMES」で、BMXフリースタイルパーク種目に12歳の松浦葵央選手が出場し4位となりました。

「NITRO JUNIOR GAMES」は世界から招待された10名のジュニア選手(16歳以下)のみが出場できる世界トップクラスの国際大会。松浦選手はこの大会のBMXフリースタイルパーク種目として日本人初出場を達成します。さらに松浦にとっては今大会が世界デビュー戦となりました。

45秒のランを3本行い1番点数の高かったランが採用されるベストラン方式で行われ、松浦は1本目で360テールウィップからフレアの連続技を決めるなど安定したライディングでフルメイク。

2本目、3本目はさらに難易度を上げるも最後まで技を決め切ることができず悔しさを見せましたが、その果敢に攻めた姿に試合後には周りのライバル選手からハイタッチでたたえられ、観客からはサインを求めらるなど世界からも称賛されていました。

松浦は1本目のランの点数が採用され4位という結果に。

世界デビュー戦で4位となった松浦は「初めて海外の大会に出場して海外の人たちはすごい迫力があったし、もっと練習しなきゃなという感じを受けました」と悔しさを言葉にすると、次なる目標にむけて「次の目標は世界大会ベスト3には絶対に入りたいと思っています。2028年ロサンゼルスオリンピックに向けてはたくさん練習して、高いスキルを持って出場を目指したいと思っています」と話しました。

松浦は7歳の頃に当時世界最年少で大技「バックフリップ」を成功させ話題に。さらに9歳の頃にも世界最年少で大技「フレア」を成功させるなど、これまで数々の大技を世界最年少で成功させてきた日本の天才BMXキッズ。

今大会には世界からも有名キッズライダーが集結しており、事実上のジュニア世界一決定戦で、松浦はしっかりと存在感を見せる4位となりました。