「本当の最終章」ボクシング井上尚弥 バンタム級→Sバンタム級への挑戦 “2階級連続4団体統一”に意欲
Sバンタム級への階級上げを発表したボクシング・井上尚弥選手(C)PXB
◇ボクシング世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥 2023年の活動に関する記者会見(13日、横浜市内)
WBAスーパー・WBC・IBF・WBO世界バンタム級4団体統一王者の井上尚弥選手が13日に記者会見を行い、バンタム級4団体の王座ベルトをすべて返上し、1階級上のスーパーバンタム級への挑戦を表明しました。
「4団体統一のベルトを本日をもちまして返上することを報告いたします。2023年はスーパーバンタム級への挑戦をしていきたい」
そう語った井上選手、バンタム級では圧倒的強さを誇りました。2018年ジェイミー・マクドネル選手に1ラウンドTKO勝利し、WBA世界バンタム級王者に就くと、19年に行われたWBSS準決勝で当時無敗のIBF王者エマヌエル・ロドリゲス選手に2ラウンドTKO勝利。22年6月にはWBC王者ノニト・ドネア選手に2ラウンドTKO勝利。そして22年12月、主要4団体最後のベルトを持つWBO王者ポール・バトラー選手に11ラウンドKO勝利を収め、史上9人目アジア人初となる4団体統一を成し遂げました。
バンタム級挑戦から4年8か月。井上選手が次なる戦いの場に選んだのは、およそ1.8キロ規定体重が増す「スーパーバンタム級」です。
「体格はバンタム級が適正ですが、このバンタム級ではやり残したことはなく、戦いたい相手もいないので(転向を)決意しました。これからが本当の戦いになっていくので非常にわくわくしています。本当の最終章としてもいいのではないかと思います」
現在スーパーバンタム級では、WBC・WBO王者にアメリカのスティーブン・フルトン選手、WBAスーパー・IBF王者にウズベキスタンのムロジョン・アフマダリエフ選手と2人の統一王者が存在。さらに、WBAランキング2位に亀田和毅選手など有力選手がひしめく階級でもあります。井上選手は「スーパーバンタム級に上げても4団体統一を目標に挙げていきたい。2階級4団体制覇は史上初になるので目指していきたいです」と前人未到の偉業へ自信をうかがわせました。
WBAスーパー・WBC・IBF・WBO世界バンタム級4団体統一王者の井上尚弥選手が13日に記者会見を行い、バンタム級4団体の王座ベルトをすべて返上し、1階級上のスーパーバンタム級への挑戦を表明しました。
「4団体統一のベルトを本日をもちまして返上することを報告いたします。2023年はスーパーバンタム級への挑戦をしていきたい」
そう語った井上選手、バンタム級では圧倒的強さを誇りました。2018年ジェイミー・マクドネル選手に1ラウンドTKO勝利し、WBA世界バンタム級王者に就くと、19年に行われたWBSS準決勝で当時無敗のIBF王者エマヌエル・ロドリゲス選手に2ラウンドTKO勝利。22年6月にはWBC王者ノニト・ドネア選手に2ラウンドTKO勝利。そして22年12月、主要4団体最後のベルトを持つWBO王者ポール・バトラー選手に11ラウンドKO勝利を収め、史上9人目アジア人初となる4団体統一を成し遂げました。
バンタム級挑戦から4年8か月。井上選手が次なる戦いの場に選んだのは、およそ1.8キロ規定体重が増す「スーパーバンタム級」です。
「体格はバンタム級が適正ですが、このバンタム級ではやり残したことはなく、戦いたい相手もいないので(転向を)決意しました。これからが本当の戦いになっていくので非常にわくわくしています。本当の最終章としてもいいのではないかと思います」
現在スーパーバンタム級では、WBC・WBO王者にアメリカのスティーブン・フルトン選手、WBAスーパー・IBF王者にウズベキスタンのムロジョン・アフマダリエフ選手と2人の統一王者が存在。さらに、WBAランキング2位に亀田和毅選手など有力選手がひしめく階級でもあります。井上選手は「スーパーバンタム級に上げても4団体統一を目標に挙げていきたい。2階級4団体制覇は史上初になるので目指していきたいです」と前人未到の偉業へ自信をうかがわせました。