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磯村勇斗「韓国語を頑張って勉強しようと思います」 尊敬するパク・チャヌク監督作品へ意欲

2022年12月27日 22:20
磯村勇斗「韓国語を頑張って勉強しようと思います」 尊敬するパク・チャヌク監督作品へ意欲
(左から)磯村勇斗さん、パク・チャヌク監督 (c)2022 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM. ALL RIGHTS RESERVED
俳優の磯村勇斗さん(30)が26日、映画『別れる決心』のジャパンプレミアにゲストとして登場し、今作のメガホンをとったパク・チャヌク監督(59)へのリスペクトを明かしました。

本作は、『オールド・ボーイ』や『お嬢さん』などを手がけたパク監督の最新作。事件を追う刑事と、被害者の妻が織りなすサスペンスロマンスです。『第75 回カンヌ国際映画祭コンペティション部門』で監督賞を獲得し、韓国国内でも数多くの映画賞に輝きました。さらに、『第80 回ゴールデン・グローブ賞』の非英語作品でもノミネートされています。

イベントでは、5年10か月ぶりの来日となったパク監督に会いたいと駆けつけた磯村さんは、「今まで感じたことのない緊張感とうれしさで胸が一杯です」と感無量の様子。パク監督のファンになったきっかけについて、「僕が10代の時、俳優を目指して間もない時に監督の『オールド・ボーイ』を見て、こういう映画に出られる俳優になりたいと思ったくらい衝撃を受けた作品。それを手がけた監督とお会いできてるのは夢のような時間ですね」と明かしました。

映画監督としても活躍する磯村さんからパク監督へ、“監督が現場で大切にしていることは?”と質問が。パク監督は、「日本にも素晴らしい映画やドラマがたくさんあるのは確かです。お互いにいい影響を与えながら発展していくのが大事、それができているのも現実です。私が仕事をするうえで大切に考えているのは対話をすることです。私の作品をご覧になったら、私という人間は1人で色々なことにこだわって、周りの人の言うことを何も聞かないと思われるかもしれません。実際は誰よりも俳優やスタッフと話をしますし、彼らの話をよく聞く監督です。人と話をすることは相手の意見を受け入れることだけが重要なわけではなく、相手に話をすることによって自分の考えも整理できていく。そして相手と色んな論争を交わし、その中からいいものを選択していって自分の考えがどんどん発展していくという点が重要だと思います」と語りました。

これに対し磯村さんは、「コミュニケーションを忘れてはいけない。仲間たちと会話をしながら作っていくということを改めて大切にしたいなと思いました」と感慨深げにコメント。

また、名作を生み出し続けるパク監督の作品へは「出られるなら出たいですよ! 韓国語を頑張って勉強しようと思います」と意気込みました。するとパク監督も「磯村さんが韓国語をマスターするのではなく、私が⽇本語を勉強して⽇本映画でご⼀緒するのもありかもしれませんね」と制作に意欲をみせました。