磯村勇斗、撮影で監督からのダメ出しに苦労「毛穴から感情出してくれ」
今作は、“鬼刑事”として活躍してきた主人公・成瀬司が、人事異動で“警察音楽隊”に配属されるという物語。この作品で、成瀬司を演じた阿部さんは、アメリカで開催された『ニューヨーク・アジアン映画祭』で、アジアで最も活躍する俳優に贈られる『スター・アジア賞』を日本人で初めて受賞しました。
劇中で捜査第一課の巡査部長・坂本祥太を演じた磯村さん。イベントで大勢の観客に向けて「本日無事、初日を迎えられたことをうれしく思います。短い時間ですけれども、楽しんいただけたらうれしいなと思います。よろしくお願いします」と笑顔で挨拶しました。
■磯村、内田監督からダメ出し「毛穴から感情出してくれ」
そして、撮影で苦労したシーンについて聞かれた磯村さんは、10テイクを超えるほど大変だったというシーンを明かし「1回目やったときに監督から“毛穴から感情出してくれ”っていうアドバイスがあったんですね。“毛穴から感情出す”って初めて言われたなと思って、どうやって出していくんだろうって1回混乱したんです。何回もトライしたんですけど、中々うまく入っていかなかったですね」と苦労を明かしました。
さらに、「最終的には出来たんですけど、何回もトライさせていただきましたね。だから、そういった意味ではすごく感謝しています。なかなか何回もやらせてもらえる現場は少ないので、“内田組は本当にステキだな”とそのとき感じましたね」と演技を指導してくれた内田監督に感謝の気持ちを伝えました。
■磯村勇斗、学生時代のエピソードを告白「すごく悲しい気持ちになって試合が終わった」
また、イベントでは、突然“警察音楽隊”に配属され“なんで俺がドラム奏者に?”となる映画のストーリーにちなんで、“何で俺が?”と思ったエピソードを披露することに。
すると、学生時代にバスケットボール部に所属していたという磯村さんは「自分のチームのセンターの子の方がゴツくて、タッパがある子だったんで、相手チーム側の一番背が高い子につくはずなんですけど。なぜかコーチが俺(磯村さん)につけって、背の高い人を」と、相手チームの一番身長が高い選手をマークするように指示されたことを告白。
続けて「ついたんですけど、ジャンプしても全くボールに届かなくて、すごく悲しい気持ちになって試合が終わったっていう。なので、何で俺が相手チームの一番高い選手につかなきゃいけないんだって(思いました)」と当時を振り返りました。