高杉真宙 「10年間ずっと言い続けているんですけど…」 16歳頃から演じたい役を明かす
今作は、“鬼刑事”として活躍してきた主人公・成瀬司が、人事異動で“警察音楽隊”に配属されるという物語。この作品で、成瀬司を演じた主演の阿部さんは、アメリカで開催された『ニューヨーク・アジアン映画祭』で、アジアで最も活躍する俳優に贈られる『スター・アジア賞』を日本人で初めて受賞しました。
劇中で自動車警ら隊の巡査部長・北村裕司を演じた高杉さん。イベントでは、駆けつけた大勢の観客に向けて「本日はお越しいただいてありがとうございます。みなさんが映画を見た後に一緒にこの場にいられることをうれしく思います」と感謝の気持ちを伝えました。
■高杉真宙、撮影で“一番苦労したシーン”は?
撮影の話題になると、一番苦労したシーンを聞かれた高杉さんは「成瀬司の母親を演じた倍賞美津子さんを、パトカーに乗車させ運転するシーン」と回答。その理由について「緊張するんですよ。僕普段あんまり運転しないので、“倍賞さんを後ろに乗せて運転するのか”って緊張しました」と説明。倍賞さんから「事故ったときは事故ったときよ!」と声をかけられと明かし、「“カッコイイ! 倍賞さん”って思いました」と倍賞さんを崇拝しました。
また、この日は、映画にちなみ、「なんで私が?」と思ったことについてトーク。高杉さんは、「16歳ぐらいからずっと“ボウズになりたいです”って取材の時に絶対必ず言っているんですよ。“どんな役してみたいですか?”って聞かれて“ボウズの役やってみたいです”って10年間ずっと言い続けているんですけど、何でか僕にボウズの役が来ない」と、悔しさを語りました。