阿部寛、主演映画でドラム演奏に初挑戦 経験者の磯村勇斗が絶賛「鳥肌たちましたね」
今作は、“鬼刑事”として活躍してきた主人公・成瀬司が、人事異動で“警察音楽隊”に配属されるという物語。この作品で、成瀬司を演じた阿部さんは、アメリカで開催された『ニューヨーク・アジアン映画祭』で、アジアで最も活躍する俳優に贈られる『スター・アジア賞』を日本人で初めて受賞しました。
イベントでは、大勢の観客に向けて「みなさん、よくぞここまで多くの方が今日ステージ場に来てくださりました。本当にうれしいです。今日はよろしくお願いします」と感謝の気持ちを伝え、挨拶しました。
■阿部寛、映画で“ドラム演奏”初挑戦
そして、劇中では初めてドラムの演奏に挑戦した阿部さん。司会者から、今後もドラムを続けたいかと聞かれると「(撮影が)終わった後に一瞬(ドラムを)買おうかなと思ったんですね。だけど、家に置けないし音出せないなと思って。今でも悩んでいます。どこかでそういう機会があったら買いたいなって。好きになったんで。せっかく(撮影で)やったから」とドラムを購入するか悩んでいることを明かしました。
すると、過去に映画作品でドラムの演奏を経験したという磯村さんが「役で一度(ドラムの演奏を)やったことありますね。でも僕は(ドラムを)買わなかったですけど(笑)。無理だなと思って、難しいなと。だから、阿部さんのドラムのシーンを実際に現場で見てましたけど、ドラムの難しさを知っているからこそ、阿部さんのドラムの姿がカッコよくて鳥肌たちましたね」と撮影現場での阿部さんを絶賛しました。
また、イベントでは、突然“警察音楽隊”に配属され“なんで俺がドラム奏者に?”となる映画のストーリーにちなんで、“何で俺が?”と思ったエピソードを披露することに。すると、阿部さんは「“なんで俺にドラム?”と思いました」と回答。その理由について「楽器を本当に苦手としていて、しかもドラムが苦手意識が強かったんですね。映画で昔の人とかがやっているドラムを見ても、自分にそういう役が絶対に来てほしくないというようなものだったので」と説明し、「ここで何で俺がドラムやるんだろうっていうのは最初思ったりしました」と、今作のオファーが来たときの心境を明かしました。