阿部寛、息子役・北村匠海との撮影秘話明かす 「北村くんに怒られ…立ち直れず」
俳優の阿部寛さん(57)と北村匠海さん(24)が24日、映画『とんび』の公開直前イベントに登場しました。
作品は、作家・重松清さんの小説『とんび』を映画化したもので、幾度途切れても必ずつながってゆく親子の絆が描かれています。破天荒ながら愛すべき父・ヤス役を阿部寛さん、息子・アキラ役を北村匠海さんが演じました。
■初共演 お互いの印象と意外な一面は?
親子役として初共演した阿部さんと北村さん。お互いの印象を聞かれた阿部さんは「初めて会ったときに、ちょっと似てるかなと親近感を非常に感じました。本当に“鳶(トンビ)が鷹(タカ)を生んだ”ようにしっかりしていて、すごく頼りにしてます」と、自分の息子のように誇らしく語りました。
一方、北村さんは「子どもの頃から少しずつ顔が濃くなっていったのですが、将来的に阿部寛さんのようになっていくんじゃないかと、期待していた時代もありました。阿部さんはちょっと父に似ていたりもするので、今回親子役を演じられるのも、とても光栄でした」と、自身の父と阿部さんの意外な共通点を明かしました。
さらに撮影中の、お互いの意外な一面についての質問に、北村さんは「お子さんの話をされているときが、すごいキラキラしていました。すごくほっこりしたのと同時に、チャーミングな一面も見られて意外だなと思いました」とコメント。
対して阿部さんは「映画の中で北村くんに怒られるシーンがあるのですが、役の北村くんと普段の北村くんのテンションの違いにびっくりしました。その日一日立ち直れなかった」と、会場を沸かせました。