侍Jルーキー・伊藤&千賀が追加招集
東京五輪に臨む野球日本代表・侍ジャパンは5日、日本ハムの伊藤大海投手(23)と、ソフトバンクの千賀滉大投手(28)を招集すると発表しました。2人は内定を辞退した菅野智之投手と中川皓太投手(ともに巨人)に代わる追加招集となりました。
ルーキーの伊藤投手は今季開幕ローテーションをつかむと、ここまで6勝4敗、防御率2.65と投手陣をけん引し、5月28日の中日戦から現在5連勝中。千賀投手は、今季1試合に登板し1勝をあげています。
伊藤投手と千賀投手はそれぞれコメントを発表し、伊藤投手は「辞退した選手の思いも胸に刻みながら、責任を持って自分らしいプレー、チームに貢献できるプレーを堂々としたいです。チームのために全力で頑張ります」
千賀投手は「キャンプの時から、稲葉監督や建山コーチから声をかけてもらい、やらなくてはいけないという気持ちで過ごしてきました。不運に怪我をしてしまいましたが、頂いた言葉を胸に前を向いてリハビリしてきたことが報われた気がしています。しっかりコンディションを整えて日本代表チームの力になりたいと思います」と決意を語りました。
2人の招集に日本代表・稲葉篤紀監督は「伊藤投手は持ち前のマウンド度胸で、思い切り自分のピッチングをしてほしい。千賀投手は、球界を代表する投手の1人です。先発はもちろん、WBC(=ワールド・ベースボール・クラシック)で中継ぎを経験していることも大きな武器です」と、両右腕に期待を寄せました。