赤星憲広が語る 侍ジャパン投打のキーマン
20日、日本テレビ「Going!Sports&News」に野球解説者の赤星憲広氏が出演し、東京五輪で侍ジャパンが金メダルを獲得するためのキーマンについて解説しました。
まず投手のキーマンに挙げたのは阪神タイガースの青柳晃洋投手。今季は10試合に登板し、防御率2.17は20日時点でリーグ1位の成績です。赤星氏は「先発としても起用はあると思うが、唯一ロングリリーフもできるピッチャー」と指摘。さらに横手よりもやや下から投げるクオータースローの変則ピッチャーであることから「青柳投手をどう起用するかがポイント」と語りました。
一方、打者のキーマンとして挙げたのは、20日時点でホームラン数両リーグトップ21本を放っているヤクルト・村上宗隆選手。赤星氏は「打率を残せる確実性あるバッティング」を今季の村上選手の進化した点と話し「外角のボールをレフト方向に打つことができる。国際大会はストライクゾーンが外に広がるため、外角のボールが増えると思うが、そこを確実にレフト方向に打てる力を持っている。なおかつ長打も望めるということを考えると非常に注目の1人」と話したうえで、打順については「5番に置きたい」「1番から4番に誰を置くかわからないが、ランナーがたまったところでの村上選手の一発っていうのが非常に大きい。ランナーがたまったところで返してもらう立場になってほしい」と期待を寄せました。