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夏の甲子園 ベスト4は近畿勢4校に

2021年8月26日 20:21
夏の甲子園 ベスト4は近畿勢4校に

◇第103回全国高等学校野球選手権、大会13日目・準々決勝(26日 阪神甲子園球場)

夏の甲子園準々決勝の4試合が26日に行われました。

第1試合は京都国際が、2-2の同点で迎えた9回ウラ。松下恵富選手のヒットと相手のエラーが絡みサヨナラで福井の敦賀気比を破りました。京都国際は初出場で初の準決勝進出を決めました。

また第2試合では、智弁和歌山の前監督・高嶋仁さんの孫である奨哉選手にホームランが飛び出すなど、投打で島根の石見智翠館を圧倒。9-1で勝利し、智弁和歌山がベスト4入りを果たしました。

第3試合は、奈良・智弁学園の西村王雅投手と高知・明徳義塾の2年生・吉村優聖歩(ゆうせふ)投手との投げ合いとなりました。智弁学園は、9回ウラに同点に追いつきノーアウト満塁の場面で、岡島光星選手がサヨナラタイムリー。智弁学園が3-2で明徳義塾を振り切りました。

そして、兵庫・神戸国際大付と滋賀・近江の近畿勢対決となった第4試合。9回に同点に追いつかれた近江はそのウラ、1アウト1塁から主将・春山陽生選手が勝負を決めるサヨナラタイムリー。7-6で神戸国際大付を下し、ベスト4最後のイスをつかみ取りました。

準々決勝は、4試合中3試合がサヨナラで勝負が決まる接戦となりました。

この結果、京都国際・智弁和歌山・智弁学園・近江と近畿勢4校が、準決勝に駒を進めることとなりました。

■28日・準決勝 組み合わせ

第1試合 近江-智弁和歌山
第2試合 智弁学園-京都国際

写真:日刊スポーツ/アフロ

左上:近江の山田陽翔投手
右上:智弁和歌山の高嶋奨哉選手
左下:智弁学園の西村王雅投手
右下:京都国際の森下瑠大投手

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