「東北の皆さんに何とか勝利を届けたい」執念の日本一…当時の対戦相手・巨人で今季を迎える田中将大の思い【東日本大震災から14年】

日本一に輝き歓喜する田中将大投手ら楽天ナイン【写真:時事】
東日本大震災の発生から14年を迎え、巨人・田中将大投手が思いを語りました。
2011年3月11日、東日本大震災が発生。当時、田中投手は楽天でプロ5年目を迎え、エース投手として活躍していました。
地震発生当日、楽天の選手たちは兵庫県明石市でオープン戦を実施。遠く離れた宮城県仙台市にあるホーム球場も、この地震で多くの被害を受けました。プロ野球の開幕は4月12日に延期され、楽天のホーム球場での開幕戦は復旧の影響から4月29日となりました。このマウンドに立ったのは田中投手。1失点のみの完投勝利でファンに笑顔を届けました。
田中投手は震災当時の状況について「宮城に戻り、訪れた被災地の光景は今でも忘れられません」とコメント。
さらに「東北の皆さんに何とか勝利を届けたい、何かを感じていただけるプレーをしたいという思いで戦い、日本一になった2013年。その時の日本シリーズで対戦した相手でもあるジャイアンツで、今シーズンを迎えます。ユニホームは変わりましたが、僕を育ててくれた東北への思いは変わりません。震災を風化させないために、これからも自分に何ができるのかを考え、行動していきたいと思います」と今の思いを明かしました。
最後に「プロ19年目も1試合1試合、1球1球に気持ちを込めて投げていきます」と語った田中投手。さらなる進化を遂げる姿に、期待がかかります。
2011年3月11日、東日本大震災が発生。当時、田中投手は楽天でプロ5年目を迎え、エース投手として活躍していました。
地震発生当日、楽天の選手たちは兵庫県明石市でオープン戦を実施。遠く離れた宮城県仙台市にあるホーム球場も、この地震で多くの被害を受けました。プロ野球の開幕は4月12日に延期され、楽天のホーム球場での開幕戦は復旧の影響から4月29日となりました。このマウンドに立ったのは田中投手。1失点のみの完投勝利でファンに笑顔を届けました。
田中投手は震災当時の状況について「宮城に戻り、訪れた被災地の光景は今でも忘れられません」とコメント。
さらに「東北の皆さんに何とか勝利を届けたい、何かを感じていただけるプレーをしたいという思いで戦い、日本一になった2013年。その時の日本シリーズで対戦した相手でもあるジャイアンツで、今シーズンを迎えます。ユニホームは変わりましたが、僕を育ててくれた東北への思いは変わりません。震災を風化させないために、これからも自分に何ができるのかを考え、行動していきたいと思います」と今の思いを明かしました。
最後に「プロ19年目も1試合1試合、1球1球に気持ちを込めて投げていきます」と語った田中投手。さらなる進化を遂げる姿に、期待がかかります。
最終更新日:2025年3月11日 7:00