木村敬一が悲願の金メダル 富田宇宙は銀
◇3日、東京パラリンピック大会11日目、水泳男子100mバタフライS11(視覚障がい)決勝、東京アクアティクスセンター
4大会連続パラリンピック出場となる木村敬一選手(30)と、初出場の富田宇宙選手(32)が臨んだ決勝。
第4レーンの木村選手は、スタートから積極的な泳ぎを見せると50mをトップでターンします。後半も一気に泳ぎ切り、そのまま1着(1分2秒57)でフィニッシュ。過去3大会で銀と銅合わせて6つのメダルを獲得し、“日本パラ水泳界のエース”と呼ばれる木村選手が悲願の金メダルを手にしました。
木村選手の隣の第5レーンで泳いだ富田選手は、2着(1分3秒59)で銀メダル。400m自由形と200m個人メドレーと合わせて今大会3つめのメダルを獲得しました。
パラリンピックで日本の2人が金・銀のワンツーフィニッシュという快挙を成し遂げました。
写真:松尾/アフロスポーツ