◇プロ野球・巨人　契約更改（22日、都内）

1400万円アップの推定年俸4500万円でサインした巨人の門脇誠選手。昨年、坂本勇人選手からショートの位置を受け継いで、オフの早い段階でレギュラー確定と言われていましたが、全143試合出場はならず、129試合に出場し、打つ方では21打点、9盗塁、打率.243という数字を残し、守る方では16失策と少し積み上げた数字となりました。

「去年がよすぎたので、いけるだろう、とは思ってはないですけど、（去年の守備が）当たり前のベースとしすぎていたのが、余りよくない方向に行っていた。『なんでできないんだろう』と不安になりました」

今季はいろんな経験をして、いろんな感情も知ることができ、収穫の年だったと振り返った門脇選手。オフには守備での基礎練習を行いたいと述べました。報道陣に来季の目標を聞かれると「作らない」と発言。「目標に向かっていく自分の姿がいいように映らなかった。常に目の前の試合を戦っていくという思いで作らないです」と説明しました。