２４日、野球解説者の高橋由伸さんが日本テレビ「ｎｅｗｓ　ｚｅｒｏ」に出演し、打撃不振に苦しむ阪神のルーキー・佐藤輝明選手について、「１本きっかけとなるホームランが出れば、チームの起爆剤になれる」と話しました。

２リーグ制以降の新人左打者として高橋由伸さんの記録を超える、最多のシーズン２３本のホームランを放っている佐藤選手ですが、後半戦は不調が続き、９月１０日にプロ初の２軍落ち。そこから調整を経て、２３日に１軍に復帰していました。

２３日・２４日とスタメンで出場するも、いまだヒットはなく、これで４２打席連続無安打。高橋由伸さんはそんな佐藤選手の現状について、「前半戦で打っていたが、その分他球団が対策をしてきている。その中で結果を残すのは難しい」と分析。それでも高橋由伸さんは、「１本きっかけとなるホームランが出れば、調子が上がってくるはず。そしてもし復活できれば、打線の起爆剤になる。阪神もシーズン前半のような勢いが出てくるはず」と、佐藤選手を激しい首位争いを続けるチームのキーマンとしても位置づけました。

阪神は、この週末も巨人と直接対決。ここで佐藤選手が目を覚ませるかが、優勝争いの大きな鍵を握るかもしれません。