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「お父さんとお母さんが来てたからじゃない?」 巨人・阿部慎之助が井上温大のピッチングを評価

2024年7月4日 6:45
「お父さんとお母さんが来てたからじゃない?」 巨人・阿部慎之助が井上温大のピッチングを評価
勝利した巨人・阿部慎之助監督(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・リーグ 巨人6-1中日(3日、前橋)

この日、巨人は中日と群馬県前橋市で対戦。群馬県出身の井上温大投手が凱旋登板し、8回無失点の好投をみせ勝利投手となりました。井上投手のピッチングに阿部慎之助監督は「素晴らしいピッチング」とたたえました。

地元群馬県で初めてのマウンドに立った先発の井上投手。初回に連打でランナーを得点圏に進められますが、後続を打ち取り無失点で切り抜けます。さらに2回、3回は中日打線を三者凡退に抑え、上々の立ち上がりを見せます。

また3回の攻撃では、先頭の泉口友汰選手が四球で出塁をすると、続く井上投手が今季初めてのバントを成功させチャンスとします。その後ヘルナンデス選手が3ランホームランを放ち、巨人が待望の先制点を奪いました。この井上投手のバントが得点に結びついたことについて阿部監督は「本当にチームが楽になった3点だったので、貴重な1本だった」とコメント。

井上投手は6回に連続安打を打たれますがダブルプレーに仕留めると、7回8回と四球でランナーを出しますが、またもやダブルプレーとします。この3イニング連続でダブルプレーに仕留めた井上投手のピッチングに「ちゃんと変化球を操れたりして、要所でワンバウンドを振らせたりとかそういうのがでていた」と投球内容を褒めました。

井上投手は8回(97球)を投げ、7奪三振、2四球、無失点の好投をみせ今季3勝目をあげました。地元凱旋登板で勝利をあげた井上投手に「素晴らしいピッチングでした」「すごくたくさんの方に来ていただいて井上が勝てたのが、それが1番だと思います」と阿部監督は井上投手を評価しつつも「お父さんとお母さんが来てたからじゃない?」「もうどこに行っても地元だと思って投げてもらいます」と笑いを誘いました。
最終更新日:2024年10月7日 14:42