NBA・グリズリーズの渡邊雄太選手が日本時間20日、インスタグラムでチームを退団し来季は日本のBリーグでプレーすることを発表しました。この発表に、昨夏のＷ杯で日本代表として共に戦った千葉ジェッツ・富樫勇樹選手、長崎ヴェルカ・馬場雄大選手がSNSでねぎらいの言葉を送りました。

渡邊選手は高校卒業後に渡米し、ジョージ・ワシントン大に進学。卒業後はNBAへの挑戦を続け、試合に出られない時期も経ながら今季はサンズとの2年契約を締結。さらなる活躍が期待されましたがシーズンが進むにつれ出番を減らし、2月にはグリズリーズへとトレード。ケガやメンタルの不調もあり3月2日を最後に試合からは遠ざかっていました。

今回の決断について渡邊選手は「シンプルに今自分が1番何をしたいか考えたときに単純にバスケットがしたい。今年から30歳になる中で、楽しくバスケットできたらというのが1番ある」と日本でのプレーを選んだ理由を語りました。

渡邊選手の発表を受け、富樫選手はX（旧ツイッター）で「6年間NBAでやれたのは雄太の努力でしかないし、大変な事の方が多かったと思うけど、たくさんの勇気をもらいました これからはバスケ楽しんでな」と世界最高峰の舞台で戦ってきた渡邊選手をねぎらいました。

また、馬場選手も「沢山の夢や希望をありがとう！！断言出来るのは、あなたの存在がなかったら今の僕はここにはいません。これからは何よりも楽しむことを優先に！Bleagueも面白いぞ！！笑」とコメントを投稿しました。

渡邊選手は6シーズンにわたりNBAで活躍し、通算213試合の出場で1試合平均4.2得点、2.3リバウンド、0.6アシスト、3ポイント成功率37.0％という成績を残しました。