佐藤心結「自分で褒めたい」アマ18歳首位
◆国内女子ゴルフ スタンレーレディスゴルフトーナメント2日目(9日、静岡・東名CC)
2位タイで2日目をスタートした18歳のアマチュア・佐藤心結(さとう・みゆ)選手がトップタイで決勝ラウンド進出を決めました。
スタートのティーショットでは緊張していたという佐藤選手ですが、1番でバーディー発進すると“緊張が和らいだ”と2番でもバーディーを奪います。さらにパー5の3番ではイーグルを奪うなど前半だけでスコアを4つ伸ばし、賞金ランキング2位の小祝さくら選手とともにトップで折り返します。
後半は一転、我慢のゴルフに。13番まで4連続パーとすると、14番では約2mのパーパットを外しボギー。最終18番のバーディーパットは惜しくも外れました。それでも1イーグル、3バーディー、2ボギーの通算8アンダーのトップタイで最終日を迎えます。
プロツアーには過去3戦出場している佐藤選手ですが、すべて予選落ち。今回、4戦目で初の決勝ラウンド進出を果たし、「先週までは全くいい形になると思っていなかった。この位置にいられることに自分で褒めたい」と喜びを口にしました。
目標とする選手に畑岡奈紗選手をあげている佐藤選手。その畑岡選手は2016年、アマチュアとしてツアー4戦目の「日本女子オープンゴルフ選手権」で優勝しています。畑岡選手と同じく4戦目でのアマチュアVへ「このまま優勝できるように、明日も頑張りたい」と意気込みを語りました。
■2日目の主な成績
1位タイ 佐藤心結 -8
小祝さくら -8
工藤遥加 -8
4位 西村優菜 -7
5位タイ 渋野日向子 -6
写真:日刊スポーツ/アフロ