準々決勝進出へ向けて、予選最後のアメリカ戦を迎えるバレーボール男子日本代表。
今大会の準々決勝進出は
・各グループ上位2位以内
・各グループ3位のうち、成績上位2チーム
となり、順位決定方法は
①勝利数
②ポイント
③セット率
④得点率
となっています。
日本と同じグループCのアルゼンチン対ドイツの試合が終了し、ドイツがストレート勝利。これを受けて、日本の準々決勝進出条件が整理されました。
■日本は勝利すれば突破決定
日本はアメリカとの対戦で3ポイント(3-0、3-1の勝利)を獲得した場合7ポイントとなります。このとき2勝で並ぶドイツ(6ポイント)とアメリカ(5ポイント)のポイントを上回るため、グループ1位で通過します。
また日本がフルセットで勝利すると、獲得できるポイントは『2』。2勝かつ合計6ポイントでアメリカとドイツと並んでセット率での争いになりますが、日本はこの中で3位になります。
それでも他グループで3位になる可能性があるグループAのセルビアとカナダ、グループBのブラジルとエジプトがいずれも2勝に到達しないため、グループ3位の成績上位2チーム以内が確定します。
■負けても1セット取れば突破決定
日本がフルセットでアメリカに敗れると、日本は5ポイントでグループ3位に。
それでも他グループの3位になる可能性のあるチームが5ポイントに到達するパターンが無いため、3位での突破が決まります。
また日本が1-3で敗れた場合、日本は4ポイントのセット率『0.857』。グループAでの最高シナリオが、セルビアがストレート勝ちした場合の4ポイントのセット率『0.833』のため、日本はセット率で上回り、3位の成績上位2チーム以内が決定します。
つまり、日本はアメリカ戦で1セットでも取れば準々決勝進出が決まるということです。
さらに日本がストレート負けした場合、日本は4ポイントのセット率『0.714』。
グループAのセルビアとグループBのブラジルが同時に3ポイントを獲得しない限りはポイントで上回るため、突破が決まります。
■試合前に突破決定の可能性も
また日本対アメリカの試合は日本時間3日の午前4時から。その前の2日午後8時にグループBのブラジル対エジプトの試合が行われますが、ブラジルがエジプトに2セット取られた段階でブラジルは4ポイントに到達しないため、日本の試合結果にかかわらず日本の突破が決まります。
