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バド福島由紀・東野有紗 ペア初結成で圧勝

2021年10月13日 12:49
バド福島由紀・東野有紗 ペア初結成で圧勝

◆バドミントン女子団体 国・地域別対抗戦ユーバー杯(現地12日、デンマーク)1次リーグ、グループA最終戦 日本5-0インドネシア

女子の団体戦で争う、国・地域別対抗戦ユーバー杯。ともに1次リーグ連勝で準々決勝進出を決めている日本とインドネシアが対戦し、日本が全試合ストレート勝ちでグループ首位突破を果たしました。

1次リーグはシングルス3試合とダブルス2試合の計5試合を行い、それぞれの勝敗を決めます。第1試合のシングルスに出場した日本の山口茜選手は、一度もリードを許すことなく21-7の大差をつけ第1ゲームを先取。さらに第2ゲームでも中盤に6連続ポイントを奪うなど21-16で制し、試合時間わずか31分、ゲームカウント2-0のストレート勝ちを収め、日本は1勝目をあげました。

日本は、その後2試合もストレート勝ちし3-0で迎えた第4試合。ダブルスに福島由紀選手と東野有紗選手のペアが登場しました。福島選手は、東京五輪女子ダブルスに廣田彩花選手とのペアで出場。東野選手は、混合ダブルスで渡辺勇大選手と銅メダルを獲得しています。

普段はそれぞれ違う選手とのペアでプレーする福島選手と東野選手が、初めてダブルスを結成しました。すると試合では、初結成を感じさせないコンビネーションで次々とポイントを重ね、相手ペアを圧倒。一度もリードを許すことなく、21-9、21-10のストレート勝ちを収めました。

試合後、福島選手は「今回初めて東野選手とダブルスを組むことになって、重なってしまうこともあったけどフォローし合いながらやれたのですごく良かった」と振り返りました。

そして東野選手は「試合中は福島選手が心強く全部助けられた。(次戦以降も試合に)出られたらチームに貢献していきたい」と語りました。

日本は、第5試合のシングルスでも大堀彩選手がストレート勝ちを収め、インドネシアに5試合すべてストレート勝ちの完勝。また、1次リーグの3戦すべてをストレート勝ちで飾る3連勝で、グループ首位突破を決めました。

写真:ロイター/アフロ 写真は今年7月
左が福島選手、右が東野選手