◇プロ野球・ヤクルト×広島（２１日、明治神宮野球場）

優勝へマジック３としている首位ヤクルトは４位広島と対戦。２点ビハインドで迎えた４回、１アウト２、３塁のチャンスを迎えると、先発・小川泰弘投手に代打を送ります。

打席に入ったのは、代打の神様・川端慎吾選手。２０１５年の優勝時、首位打者に輝いたヒットメーカーは広島の先発・大瀬良大地投手の１３１キロのカットボールをセンターへタイムリーヒットを放ち、点差を１点に縮めました。

これで川端選手は、今シーズンの代打でのヒットを３０とし、２００７年、真中満さんが記録した、プロ野球記録に王手としました。

川端選手はこのタイムリーヒットについて、「取られた直後だったので１点でも取り返したかった。ランナーを還すことだけを考えてました。チャンスで打つことができて良かったです」とコメントしました。

また、代打での打点は１９８８年に若松勉さんが記録した球団最多に並ぶ、シーズン１８打点に到達しました。