元日本代表・玉田が引退11月11日に発表
サッカーJリーグのV・ファーレン長崎は11日、元日本代表FWの玉田圭司選手(41)が今季限りで現役を引退することを発表。背番号の「11」にちなみ、11月11日11時11分の発表となりました。
日本代表としてW杯に2大会連続出場した玉田選手。2006年のドイツ大会では、大会連覇を狙っていたブラジルを相手に先制ゴールを奪うなど、代表通算72試合に出場し、16得点をマークしました。
Jリーグでは柏レイソル、名古屋グランパス、セレッソ大阪、V・ファーレン長崎でプレー。J1では通算366試合99得点、J2では162試合34得点を記録しました。
以下、玉田選手のコメント
突然ですが、私、玉田圭司は、2021シーズンをもって現役を引退することを決めました。まずは、今日11月11日11時11分に発表したいという僕のわがままを聞いてくださったクラブにとても感謝しています。3年間でしたが、長崎のサポーターの皆さんの温かさを感じることができました。本当にありがとうございました。そして、これまでお世話になった柏レイソル、名古屋グランパス、セレッソ大阪、日本代表の関係者、ファン・サポーターの方にも感謝の想いを伝えたいです。今シーズンもあと1か月をきり、4試合を残すのみとなりましたが、笑ってシーズンが終われるよう毎日を楽しく過ごしたいと思っています。ありがとうございました。
また、クラブは28日のホーム最終戦試合後に引退セレモニー、12月上旬に引退会見を実施するとしています。
クラブの公式Twitterでは玉田選手の動画メッセージが投稿され、「玉さん、お疲れさまでした」、「長崎でプレーしてくれてありがとう」、「W杯でブラジルから取ったゴールは勇気を与えてくれました」などと、感謝のコメントが寄せられています。
写真:アフロ