巨人からドラフト４位で指名された東海大相模高校の石田隼都（いしたはやと）投手が１８日、横浜市内のホテルで仮契約を結びました。

契約金は４０００万円、年俸６００万円（金額はいずれも推定）での契約となり、「プロ野球選手になるんだ、という気持ちでいっぱい」と笑顔で話しました。

目標とするのは、同じく東海大相模から巨人のエースへと成長した、菅野智之投手。クライマックスシリーズでのエースの投球も見ていたと言い、「コースに丁寧に投げていて、自分も見習いたい。練習の仕方や、どういう考えでピッチングしているのか聞いてみたい」と話しました。

そのエースと比較しながら、水野雄仁スカウト部長も期待を寄せます。「高校時代の菅野投手も見てますけど、体の線が細くて、その点、石田君のほうが体は勝（まさ）っている。菅野は東海大学で成長したけど、石田君にはジャイアンツで成長してほしい」と語りました。

そんな石田投手の趣味はアニメ。巨人は「鬼滅の刃」ともコラボレーションしてグッズも多く作っているため、「早く自分も見てみたい」と笑顔を見せました。

最後には、「１軍で勝ち続けられるピッチャーになりたいと思います」と力強く目標を語った石田投手。菅野投手のような、投手陣の“柱”を目指して、プロでの戦いに挑みます。