巨人ドラ1翁田が仮契約 背番号15に決定
巨人からドラフト1位で指名された関西国際大学の翁田大勢(おうたたいせい)投手が15日、神戸市内のホテルで巨人と仮契約を結びました。
契約金は1億円プラス出来高5000万円、年俸は1600万円(金額は推定)と、新人選手の最高条件での契約となりました。
背番号は「15」に決定。元巨人で、現在はレッドソックスで活躍する澤村拓一投手が球団在籍1年目からつけて、新人王にも輝いた背番号です。
水野雄仁スカウト部長は、「“15”と“新人”というのは相性が良いと思う。来年先発ローテーションを取って、背番号ぐらい勝ってほしい」と大きな期待をよせると、翁田投手も「10番台は主力の選手がつける番号。その背番号に恥じないように頑張りたい」と活躍を誓いました。
フォトセッションでは、美術の先生と2週間かけて考えたというサインを披露し、笑顔を見せました。
兵庫県多可町という小さな町出身の翁田投手。指名挨拶の時には、自信の武器である“スタミナ”について、「小さいころに山を登ったりして遊んでいた。それが生きているかも」と話していましたが、今でも地元に帰ると、山に登っているそう。
この日の最後には、「まずは開幕から1軍に定着できるように準備していきたい」と意気込みを語った翁田投手。プロという大きな山への第1歩を踏み出しました。