巨人ドラ5岡田が仮契約 目指すは亀井二世
巨人からドラフト5位で指名された法政大学の岡田悠希選手が26日、東京都内のホテルで仮契約を結びました。
契約金4500万円、年俸800万円(金額はいずれも推定)での契約。プロでの目標を聞かれると、「トリプルスリーをとれるようにがんばります」と引き締まった表情で語りました。
岡田選手の武器は、外野の守備。183cmの大きな体格に加えて、50m走6秒0の俊足と強肩で広い守備範囲を誇ります。
今年、巨人は支配下で7人の選手を指名しましたが、岡田選手が唯一の野手。それだけに球団も、大きな期待を寄せます。水野雄仁スカウト部長は「守備や肩は1軍のレベルにある。1日でも早く亀井選手のようなオールラウンドプレイヤーになって欲しい」と、今季で引退した亀井選手の穴を埋める活躍を期待しました。
亀井選手といえば、球団歴代2位タイ・通算7本のサヨナラホームランを放っているほどの勝負強さが武器。またその整ったルックスから、「イケおじ」とチームメイトやファンから愛されていました。
一方の岡田選手も、端正な顔立ちの持ち主。しかし、これまでサヨナラ打は打ったことはありません。「“勝負強い”というのが1番印象に残っています。自分も出来る限りのことを毎日積み重ねて、亀井選手のような偉大な選手に並べるように頑張っていきたい」と意気込んだ岡田選手。人生初のサヨナラ打も狙って、プロの世界に挑みます。