シダマツペア 五輪金メダル撃破で決勝進出
◇バドミントン・ワールドツアー・ファイナルズ(4日、インドネシア・バリ)女子ダブルス準決勝、志田千陽/松山奈未 2-1 G・ポリイ/A・ラハユ
ツアー大会2週連続優勝中と勢いにのる女子ダブルス志田千陽・松山奈未のシダマツペアは、この種目で、東京五輪金メダルのインドネシア、G・ポリイ/A・ラハユペアと準決勝で対戦しました。
ここまでグループリーグでは、3試合すべてストレート勝ちをおさめ1位通過となったシダマツペア。
第1ゲームは、序盤から相手のボディ狙う強烈なスマッシュなどで果敢に攻め、一度もリードを許さず21-14で奪います。
しかし第2ゲームでは、相手の強打に苦しめられ、13-21でゲームを失います。そして最終ゲームは一進一退の攻防に。
序盤は、リードを許す展開となりますが、シダマツペアが抜群のコンビネーション、さらに50回の長いラリーを制すなど、最終ゲームは20対20の同点でデュースになります。
その後シダマツペアがマッチポイント。最後は相手のショットがラインアウトし、最終ゲームは23-21。1時間16分の大熱戦を2-1で制したシダマツペアが五輪金メダリスト撃破で、初出場で決勝進出を決めました。
写真提供:Badminton Association of Indonesia/AFP/アフロ
写真:左が松山選手、右が志田選手