◇MLB ブルージェイズ5-4ロイヤルズ(日本時間9日、ロジャースセンター)

ブルージェイズの菊池雄星投手は、5回1失点と好投しましたが、味方の打線の援護がなく、メジャー初の10勝目とはなりませんでした。

先月3日のオリオールズ戦以降、5試合勝利がない菊池投手でしたが、150キロ超えのストレートにスライダーやカーブを組み合わせて、2回までロイヤルズ打線を3奪三振無失点に抑えます。

しかし3回、2アウトから9番ダイロン・ブランコ選手への135キロの低く外れたカーブを上手くすくい上げられ、レフトスタンドへホームランを打たれ、先制を許します。

それでも菊池投手は5回には3者連続三振を奪うなど粘りの投球を見せ、5回を88球、8奪三振1失点の好投で降板。

しかし味方打線が5回まで沈黙し、またもメジャー初の2ケタ勝利はおあずけとなりました。

チームは7回に、ウラジーミル・ゲレロJr.選手が逆転の2点タイムリー2ベースを放ったほか、相手の暴投などで一挙4得点を挙げ、逆転勝利で貯金を15にしました。