モーグル堀島&川村 W杯アベックV
◇フリースタイルスキーワールドカップ(W杯)モーグル第2戦(現地11日、スウェーデン)
男子では18年平昌五輪代表の堀島行真選手(24)が88.49点で今季初優勝。女子も川村あんり選手(17)が85.99点でW杯初優勝を飾り、日本勢がアベック優勝を果たしました。
前週のW杯開幕戦で3位に入った堀島選手は、磨いてきたターンと得意のエアでそれぞれ全体トップの得点をマーク。好調を維持し、W杯通算9勝目をあげました。
堀島選手は「ゴールラインまで自分の滑りを集中してやることができた。五輪まで大変な試合になるけど、日本チームはいい状態でやっていると思う。その状態をキープしながら自分のスキーを追求していって、チーム全体としていい試合ができるように頑張る」とコメントしました。
一方、過去2位が最高成績だった川村選手は持ち味のターンで全体トップの得点をマーク。平昌五輪金メダリストのラフォン選手(84.63点)をおさえて初の頂点に立ち、北京五輪の金メダル候補に名乗りを上げました。
初のW杯優勝に川村選手は「信じられない。去年2位という結果でちょっと悔しく終わってしまったけど、今シーズンは同じ場所で優勝できて本当にうれしい。五輪に向けてこの優勝は自信になったし、五輪までこれからも頑張ろうという気持ちになった」と笑顔で語りました。
写真:ロイター/アフロ
左が堀島選手、右が川村選手