日本勢2人目の33秒台 森重航がW杯初V
◇スピードスケートW杯第3戦 大会最終日(現地5日、アメリカ・ソルトレークシティー)
男子500mで森重航選手(21)が、自身初となるW杯優勝を果たしました。
森重選手は最初の100mで全体7位と出遅れます。それでも後半、必死の追い上げで巻き返し、ぐんぐん加速。自己ベストを更新する33秒99をマークして、悲願の初勝利を挙げました。
これまで日本男子がマークした33秒台は、日本記録『33秒79』を持つ新濱立也選手(25)のみ。森重選手は、史上2人目の快挙となりました。
11月にポーランドで開催されたW杯第1戦、大会最終日のレースで森重選手は3位に入り、W杯自身初の表彰台に立ちました。さらに現地12月3日に行われたW杯第3戦・大会初日のレースでは34秒09をマークして2位。好調を維持して、徐々に順位を上げてきました。
写真:アフロ
※写真は2021年11月、W杯第1戦