◇第９８回箱根駅伝（来年１月２日、３日　東京・読売新聞社前～箱根・芦ノ湖間　往路５区間１０７．５キロ　復路５区間１０９．６キロ　合計１０区間　２１７．１キロ）

箱根駅伝２連覇を目指す駒澤大学が、１６日に記者会見を行いました。

大八木弘明監督は「ディフェンディングチャンピオンではあるが、守りに入るのではなく、チャレンジャー精神で、攻める気持ちで」と意気込みを語りました。

「適材適所、選手の配置をきちっと見て、しっかり戦っていきたい」とした上で、「自信を持って、選ばれた区間は『絶対に俺がやるんだ』という気持ちで、臨んでくれるかどうか。最終的には一人ひとりの気持ちが大事」と選手の奮起を促しました。

また、チームの戦い方について「往路にしっかり勝ちに行けるようなチームでなければ、この箱根駅伝は勝つ流れにならない」と、往路の成績が勝敗を分けることを強調。

そのため、エースの田澤廉選手について「皆さん知っているとおり、往路の方に来る選手だと思っています」と往路に投入することを明言しました。

「往路は、できれば勝ちたいなと思っています。悪くても（トップ校との差）２分以内で終わりたい。負けても１分半、２分以内で持って行って、復路で逆転しようかなという思いがある」


写真：ＹＵＴＡＫＡ／アフロスポーツ